2011年4月1日

ペニーオークション運営3業者に、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令

DMMポイントオークションを運営しているDMM.com、凄オクを運営しているアギト、ゼロオクを運営しているゼロオクに対して、3/31付けで、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令があったようです。

ペニーオークションの説明不足、3社に措置命令 - Yahoo!ニュース

いわゆる「ペニーオークション」運営業者に対する景品表示法に基づく措置命令について(PDF:2,059KB) - 消費者庁


命令の内容は、「サイト上の『最大99%オフ』などの表示が、実際よりも著しく安く購入できるものとして、消費者に誤認させるものなので改善しなさい」というものです。

ペニーオークションでは他社もよくやっていることで、内容に目新しさはないのですが、すでに悪いイメージが広がっているペニーオークション業界にはかなり厳しい一撃。

今年に入って、GEOオークション、ミチテルなど比較的バックのしっかりしていたオークションが撤退し、激安オク、ウハオクなどの優良サイトも撤退。
ran-king.tvはロトスタイルに変更し、カイドキも4/11でサービス終了。
最後の砦ともいえたDMMポイントオークションも、最近は出品のほとんどが、サイト内で使えるポイントとDMMのギフト券になってしまっていて、縮小感が否めなかったところへ、この措置命令。

ペニーオークションもいよいよおしまいでしょうか...

思えば、今でこそ絶対的な存在になっているYahooオークションも、始まった当初は見知らぬ他人に個人情報を教えるリスクや、商品がきちんと届かない可能性など、色々なマイナス点が強調されて、結構危険なサービスと言われていたと思います。

けれども色々と対策を講じ、時間をかけてサービスの利点、欠点をユーザーに周知していくことで、今の存在になれました。

そういう意味では、ペニーオークションも、優良サイトだけが残り、粘り強くユーザーへの周知と色々な対策を打っていけば、いずれは世間に認められるサービスになる可能性があるのではないかと思っています。

会社の規模からも、DMMポイントオークションにはそういう役割を期待していたのですが、さてどうなるでしょうか。

DMMポイントオークションの動向が、日本のペニーオークションの今後を決めるのではないかと思っています。

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